まえきんです!
今回は特定のセルの下に行を挿入する
方法について学習しましたのでご紹介します。
A列に文字列が入力されています。今回は「Excel VBA スキルアップ」の
下に新しい行を挿入するマクロを考えます。行を挿入することで、
調べるセル範囲の大きさが変化するため、繰り返しの回数をあらかじめ
決められずFor Nextステートメントが使えません。
そこで、Do Loopステートメントの登場です。イメージ的には、
「セルが空欄になるまで」を繰り返し調べる感じです。
簡易的にマクロの実行ボタンを作成して、上記のコードを
実行すると下記のように結果が得られます。
【実行前】
【実行後】
A列の「Excel VBA スキルアップ」に一致する場合のみ
行全体が挿入されていることが確認出来ました!
・・・あれ??#54とコードが同じ??と思われたかもしれません。
一見前回の#54と同じように見えます。
行を挿入しているという意味では確かに同じですが、
実はカウント変数iのカウントアップするタイミングが前回の#54と違っています。
#54は行を挿入してからカウントアップしていたのに対して、
今回の#55では行を挿入する前にカウントアップしています。
この違いにより、行を挿入した際に上にするか下にするかの制御を
かけているというわけです。書いてあるコードは同じなのに
実行するタイミングが違うだけでこうした違いが生まれるなんて、
やはりプログラミングは学習していて面白いと感じます(^^)
最後まで読んで頂きありがとうございました!ではまた!
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