最近TikTokを中心に人気急上昇中であるAI動画ツール「FX FLOW(エフエックスフロー)」を
あなたはご存じだろうか。AIが自動で映像を生成してくれるサービスで、特にASMR系ショート
動画との相性が抜群と話題になっている。今回はそんなFX FLOWを使い、当ブログでも実際に
「ガラスのリンゴを包丁で切るASMR動画」を作ってみた。簡単ではあるが、プロンプトや一連の
作成手順、使用感などをまとめてみた。興味が湧いたら、ぜひトライしてみて欲しい。
FX FLOWについて
FX FLOWは自然言語のプロンプトを入力するだけで、高品質なVFX動画を自動生成してくれる
AIツール。特にTikTokやYouTube Shortsでは、次のようなジャンルの動画がよくバズっている。
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ガラスや氷をスパッと切るASMR映像
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サイバー風に光るオブジェクトが変形する映像
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食材のように変なものを切ってみるCG動画(例:石けん、金属、プラスチック etc)
このツールのすごいところは動画編集スキルがゼロでも、プロンプトさえあればOKという点。
ほんの数行の英語を入力するだけで1分も経たずにハイクオリティな短尺映像が生成される。
当ブログも動画制作に挑戦してみた
TikTokを見ていて「ガラスを包丁で切る」映像とその音に妙に惹かれた私は、早速以下のテーマで
動画を作成してみることにした。(テーマはわりと適当に決めたので肩の力は抜いて欲しい😎)
「ガラスのリンゴを、野菜のようにスパッと切るASMR動画」
冷たくて硬そうなのに、包丁がスーッと入る。しかも音も気持ちいい。そんなありえない映像を
FX FLOWであえてリアルに再現してみることにする。AIに指示するプロンプトは何でもいいが
例えば以下のような指示にするとよかろうと思う。
Ultra-realistic ASMR short video of a crystal-clear glass apple being smoothly
sliced with a sharp kitchen knife on a wooden cutting board. The glass cuts
cleanly like a fresh apple, with soft cracking and slicing sounds, subtle glass
sparkle, high-speed slow-motion, 60fps, cinematic lighting, hyper-detailed
textures, minimal background, satisfying and visually stunning. Close-up
focus,no background music, pure cutting sounds.
👉ポイントは「どんな素材(glass apple)」を「どんな質感(ultra-realistic, cinematic)」で
「どんな演出(ASMR, slow-motion, sound)」で撮るかを細かく伝えること。これ結構大事😎
FX FLOWでの作成手順(超概要)
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FX FLOW公式サイトへアクセス(要アカウント登録)
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「Prompt」の欄にプロンプトを英語で入力
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数十秒〜1分ほど待つと、サムネイル付きの完成動画が表示される
動画はクラウド上に保存されるので、スマホでの投稿もラクラク。Tik TokやYoutubeをはじめ
ショート動画の素材としてもすぐに使える。(本記事内容についてもしもさらなる需要が高まる
場合は、より詳細な作成手順をハードコピー付きで掲載にするなど続編の記事執筆を検討する)
成果物
当ブログで作成した実際の成果物(2点)がコチラ↓いかがだろうか🍎
実際に作ってみた感想
正直「これがAIで作った映像!?」と驚愕!リンゴのようにスッと包丁が入るガラス。しかも
切ったときのパリッ、スッという音がリアルすぎてなんとも心地よい。しかも生成までが早く
極めてシンプル。ASMR好き、映像表現に興味ある人はもちろん、「アイデアを実際に形にして
試してみたい」という創作系の人にも大変おすすめできる。動画作成ド素人の私でもここまでの
クオリティーのものができたのだから。
アイデアがあれば誰でも動画が作れる時代
FX FLOWは「(私のように)動画編集の知識がほぼないが、映像表現で自由に遊んでみたい」
という人にはまさにうってつけのツールであるといえる。今回のように「ガラスのリンゴを切る」
といったちょっとした発想でも、ASMR系の満足感ある映像としてすぐ形になる。そこがすごい。
もし興味が湧いたのであればまずは自分で1本作ってみることをおすすめする。今後は「切る系」
以外にも例えば“食べられないスイーツ”とか“液体金属が溶ける”系を攻めてみるのも面白い。ただ
AIの活用には様々な課題があることも事実。使い方を慎重に考えていくべき側面も存在する。AIに
限った話ではなく、この世の中で悪用されない技術はない。技術の進歩は常に危険と背中合わせ
であることを忘れてはならない。しかしこうした「楽しむためのAI」は、技術の持つ優しさや
面白さを誰にでも伝えてくれる入り口にもなる。SNSを通して、AIがどう広がっていくのか。
その在り方を私たち一人ひとりが探っていく時代がやって来ているのかもしれない。
最後まで読んで頂きありがとうございました!ではまた!
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