体験談(学生編)

大学と大学院の違い

体験談(学生編)

まえきんでございます😊

今回は自身の経験をもとに、大学と大学院の違いについてまとめてみました。

・そもそも大学院とは何をするところなのかを知りたい方

・大学院の進学を視野に入れている方

・社会人から大学院の進学を検討されている方

こうした方々に少しでも参考になることがあれば幸いです。

(私が文系大学・大学院出身のため、そちらに焦点を当てた内容になります)

大学と大学院の主な違い:研究の専門性

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順番に見ていきます。まず左側の大学から。学年を表すB1~B4は、大学4年間を

しっかり勉強して卒業した時に得ることができる学位の名前から来ています。

具体的には学士(Bachelor)といって、英語で表記した時の頭文字Bをとっています。

一方、右側の大学院はその構造が大きく2つに分かれています。

まずM1,M2といわれる学年2年間を終えて修士論文を提出し、論文審査に合格すると

得られる学位が修士(Master)です。英語で表記した時の頭文字Mをとっています。

修士の学位を取得してさらに研究室に残って研究を続けたい場合は次の課程に

進みます。それがD1,D2,D3といわれる学年3年間のことで、この課程で研究を重ね

博士論文を提出し、論文審査に合格すると得られる学位が博士(Doctor)です。

英語で表記した時の頭文字Dをとっています。

大学院はトータルで5年間ありますが、多くの人は修士2年で卒業(正確には修了)

していきます。私もこの段階で大学院を修了しました。さらに研究をしたい人は

博士課程に進学するという流れになります。

(ただし博士課程は、私自身が進学した経験がなく全く未知の世界です。。)

冒頭にも触れているように、大学と大学院の主な違いは研究の専門性にあります。

大学での「学部」、大学院での「研究科」という言い回しにも表れているように、

大学院では高度な専門性を持つ研究を行いますが、大学では一般的に大学院ほど

高い専門性は求められていない印象です。もう少し簡単に言うと、

大学:勉強する場所

大学院:研究する場所

といえるのではないかと思います。とはいいつつ、大学を卒業して間もないのに

いきなり研究をしなさいといわれても、どうすればいいのか不安になる方がほとんど

だと思います。実際、私も大学院に入学したばかりの頃はそうでした。

「研究」というフレーズに対して、いきなり世界的に有名な未解決問題を解決する

ようなイメージを持っていましたが、実際に入学してみるとそれは違っていました。

少なくとも修士課程の研究では、まだ深く研究されていない分野を自分で探して、

その研究に関する自分の知見を見出し、研究を進めるうえで不十分だった点、

今後の研究課題を提言できるレベルで十分だと思います。しっかりと過去や最先端の

研究論文を追って行って、「あ、この部分はまだ詳しく研究されていないな」という

ところを自分で探すことができれば、まず第一段階はクリアだと思います。

それが自分の研究テーマであり、オリジナリティになります。もちろんその手助けも

指導教授がしてくれるので、その指導を受けながら未知の世界に飛び込んでいける

ことが修士で求められる「研究」なのだと、私は自身の経験からそう思っています。

大学と大学院の違いはざっくりこんな感じになるかと思います。いやぁ懐かしい😊

大学院入試(通称:院試)の体験談や大学・大学院時代の思い出話も折に触れて

書いていけるといいなと思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。ではまた!

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