まえきんです!
さぁ今回はStandardレベル編の受験体験記第3弾になります。
合格するまでのおおまかなプロセスや実際に受験した当日の様子、
感想等について以下の構成でまとめていきます。
・Excel VBA Expert 受験体験記(告知編)
・Excel VBA Expert 受験体験記(Basicレベル編)
#1:使用した教材・学習サイト
#2:試験の傾向と対策
#3:試験当日の様子
・Excel VBA Expert 受験体験記(Standardレベル編)
#1:使用した教材・学習サイト
#2:試験の傾向と対策
#3:試験当日の様子1(初挑戦編) ←今ココ
#4:試験当日の様子2(リベンジ編)
この体験記もほんの一例に過ぎませんが、合格のための一助になれば嬉しいです。
ではでは、#3:試験当日の様子1(初挑戦編)のスタートです。
試験当日の様子
2021年3月20日はVBAエキスパート Excel VBAスタンダードを初めて受験した日。
試験前日は前回のベーシックレベル受験時に反省点となった試験会場の事前のルート
把握等もばっちりな状態で抜かりはありませんでした。試験当日、今度は余裕をもって
自宅を出発しテストセンターへ向かいました。受付に訪れると、前回受付をしてくれた
同じ方がいて私のことも覚えてくれていました。詳しい経緯を知りたい方は以下の
エピソードを参照してください。
おかげで試験前に少し雑談もできて、緊張が和らいだ記憶があります。受付を済ませ、
いざ、テストルームへ。試験開始!第1問、第2問、・・・最終問と、ざざっと全体像を
概観してみる。ここで私はすぐに異変に気付く。
「!?」
「ベーシックの時みたいに模擬問題と類似した問題がほとんど出ていない!」
まぁ冷静に、客観的に考えれば当然っちゃ当然なんですが仮にも資格試験なので
当時は完全に私が油断していましたorz(自分の中で)想定外の展開に面喰い、焦る。
ベーシックレベルを受験したときに比べてVBAコードの穴埋め問題が格段に
増えており、付け焼刃の知識では歯が立たないようになっていて私はさらに焦る。
実際に試験問題を解き進めて行くと、コードのスペルを一部忘れていたり、そもそも
何を入力すればわからない等、詰めの甘さを痛感しました。。。この時点の実力では、
試験問題を一通り解き切るのが精いっぱい。時間切れで、全体の見直しも全ては
できませんでした。ベーシックレベルを受験した時はある程度合格を確信しつつ、
余裕をもって試験問題を解くことができていましたが、このスタンダードレベルは
合格と不合格の狭間で苦しんだ感じ。そんな綱渡りの戦いもあっという間に試験終了。
このCBTというテスト形式は「テスト終了」のボタンを押すと、すぐ画面に合否の
結果が表示されます。良くも悪くも、その瞬間に合否が決まってしまうのです。
そして「テスト終了」ボタンを押した私のテスト結果は・・・
合格点700/1000に対して675点。合格点には届かず残念な結果に終わりました。
結局最後は試験側の方に軍配が上がり、私の完敗でした。まだまだ勉強不足。
あと1,2問正解していれば合格点に届いていたと思うと余計に悔しい!
この時の教訓として、ベーシックレベルと同じノリで受験すると、痛い目をみる
ということを身をもって痛感しました。「まさか、、こんなはずでは、、、」
1回で合格するつもりでいただけに、正直ショックでした。試験に臨む姿勢には
どこか甘え、油断がありました。こうした慢心が当時の大きな敗因でしょう。
今回の敗因・受験を通じて改めて判明した弱点分野を分析してさらに腕を磨き、
また必ずリベンジするという思いを胸に刻み、その日は不合格の結果レポートを
握りしめ、試験会場を後にしました。その日のうちにすぐ次回の受験をネットで
申し込みました。あまり時間をおいてしまってはこの悔しさや試験問題の内容や
傾向を忘れてしまうと判断したからです。首尾よく予約が取れ、リベンジ戦は
この日から2週間後に決定。超短期決戦を自らに課しました。
「次は、必ず合格する!」私のリベンジ戦が、ここから幕を開ける。
-最終回 #4:試験当日の様子2(リベンジ編)へ続く-
付録
次回の#4:試験当日の様子2(リベンジ編)でこの体験談シリーズは完結します。
ここまで読んで下さった全ての方々に感謝の意を表し、私の独断と偏見で
試験直前の見直しで必ず押さえておくべきエッセンスをシェアしておきます。
メモ書きみたいな感じですがご了承くださいm(_ _)m
これは、選択/記述(穴埋め)で出題形式は違いますが私が過去2回受験した中で
2回とも目にして「頻出」と判断した内容です。もちろんこれが全てではないので
あくまでご参考程度にご覧頂ければと思います。
1人でも多くの方が合格を手にされることを祈っています(^^)/
1.プロシージャ
・値渡し・参照渡しの違いを把握しておく
試験ではサブルーチンに引数を渡して計算して、メッセージボックスに
何が表示されるかを選ばせる形式が頻出の印象。
(しれっとひっかけ問題を仕込んでくるのでご注意を!)
2.変数の活用 & 3.ステートメント
・スペル系は正確にしておいたほうがよい
・各ステートメントの処理内容・役割を把握しておく。特に、以下は頻出。
①Select Case
VBAコードを読んで条件を満たすセルの数値の合計値を求められるようにしておく
②Do Loop
VBAコードを読んで実行時エラーになるコードを選択する
③For Each … Next
コレクション操作、メンバーを取り出す。コレクション、複数のセル、
配列関連には注意。(私が受験したときは穴埋めで登場していた記憶)
4.ファイルの操作
・フォルダー内の複数のブック操作
・ブックの保存・日付の加工(Format)
公式テキストに記載されているサンプルのVBAコードには必ず目を通しておきましょう!
5.ワークシート関数の利用
・各種関数のVBAメソッドのスペルを穴埋めで記述できるようにしておく
(CountIf,Vlookup,Match,INDEX,EOMONTH等々)
6.検索とオートフィルター
・この章は公式テキストの内容(検索条件の種類、スペル)を特に
完璧にしておくことが必須。穴埋め多し。
・検索後、見つかった/見つからなかったときの別のセル操作
(代入、コピー)(Offset、Resize)
・見つかったセルを含む行の削除(EntireRow)
・絞り込んだ結果のコピー(CurrentRegion)
・絞り込んだ結果のカウント(SUBTOTAL)
7.データの並べ替え
・この章は公式テキストの内容(ソート条件の種類、スペル)を
特に完璧にしておくことが必須。穴埋め多し。
・指定条件に合うソート結果について正しいものを選択できるようにする
(何も起きない、エラーとなるケースを正解として選択させる場合もあるので注意)
・ソート実行(.Apply )
・ふりがなの操作(Phonetic.text)
8.テーブルの操作
・この章は公式テキストの内容(特に構造化参照辺り、そのスペルも)を
完璧にしておくことが必須。穴埋め多し。
・特定の列だけ書式変更
・特定のデータ操作(見出し行ごとコピー)
・構造化参照 ([#All]、[#Data]、[特定ヘッダ名])
・テーブル行/列全体の削除(EntireRow/EntireColumn)
・テーブルの列挿入
・Rangeと構造化参照を使って列を挿入
9.エラー対策
・データのクレンジング(strConv)
・不要な文字を除去(Replace)
・日付(シリアル値)の操作(DateSerial、NumberFormat)
・エラー無視(On Error Resume Next)
10.デバッグ
・デバッグ操作で使用するファンクションキーの種類と役割
・デバッグ操作で使用する関数の種類と役割
(例)数値判定(IsNumeric)
コメント