社会人ブロガーである「まえきんさん」。システム設計という専門職の傍ら、
4つのブログテーマを主軸に自分が経験した或いはしているリアルな情報を日々発信する
ブロガーさんだ。静かなキーボードの音が、まえきんさんの書斎に今日も響く。
本職の仕事を終え、少し明かりを落とした部屋。デスクの上には、まだ少し温もりの
残るマグカップ。コーヒーの香りがわずかに空気に溶けている。カタ、カタ、カタ。
一定のリズムで、時には爆速で刻まれるタイピング音。それはまるで、今日一日の
出来事を整理する“心拍”のようでもあった。画面の向こうにいるのは、まだ見ぬ誰か。
基本的に名前も知らない。年齢も、性別も、どこに住んでいるのかさえもわからない。
それでも確かに存在している「誰か」(読者)。検索という名の海を彷徨い、偶然この
ブログに辿り着く人。何かに悩み、答えを求めてスクロールする人。ふとした暇つぶしで、
ブログを流し読む人。すでに彼とリアルで会っていて、いつもご贔屓にしてくれる読者。
その一人ひとりに向けて、彼は今日も言葉を綴る。そんな彼が今日もブログという名の筆を
執り続ける理由とは何なのか。我々スタッフはその真相に迫るべく、特別に許可を得て、
ブロガーまえきんさんの密着取材をさせて頂いた。(プロフェッショナル 〜ブログの流儀〜)
ブロガーとしての始まり
「お疲れさまです(`・ω・´)ゞ✨」
そう言ってブログを執筆するPCを開くのは、本職の仕事終わりとなる平日の夜。それは即ち
システムエンジニア。決して余裕があるとは言えない日々の中で、彼はもう一つの顔を持つ。
そう、ブロガーである。その原点は、2020年の春。新型コロナの未曾有の感染拡大に伴う
国内初の緊急事態宣言が発令されたことが記憶に新しい。当時日本中の自粛ムードが漂う中、
自宅にこもらざるを得ない時間が増え、そうした状況をマイナスに捉えてしまう方もきっと
多かったはず。いつもなら聞き流していたテレビの音や窓の外を流れる風の音さえ、妙に
耳に残る。彼が当時に感じたのは、ネガティブな感情だけではない。
「今なら、新しい何かが始められるかもしれない」というどこか前向きな気持ち。

その一歩が、彼にとって「ブログ」だった。
ブロガーとしての原点
——ブロガーになられたきっかけについて教えて下さい
「コロナの自粛生活を皮切りに始めた、Excel VBAの学習記録がすべての原点ですね。」
少し考えてから、そう答えた。彼のブログは、単なるノウハウ記事ではない。日常、学び、
感情、そして時に人生観まで。すべてが混ざり合った“雑記”という名のリアルなテーマだ。
「自主的に始めたExcel VBAの学習記録として、たまたまブログというメディアを選びました。
そして気づいたんです。これは“自分のため”だけじゃなく、“誰かのため”にもなるって」
実際に彼は、学習のアウトプットとして200記事以上を書き上げた。そのきっかけこそが、
今のブロガー・まえきんさんを誕生させる原点となっている。



ブログがくれたもの
——ブログを続けられることで、変わったことはありましたか?
「間違いなく、“つながり”ですね。」
彼は迷いなく、そう答える。あらゆる読者、ブログ仲間、企業様。ブログを通して生まれた
関係は、現実の世界へと広がっていった。「正直、ブログを書いてる自分よりも読者の方から
受け取っているものの方が大きいかもしれませんね。」ブログに届く反応、SNSでの共感、
感想、オフラインでの出会い。それらすべてが、彼の言葉を“意味あるもの”へと変えている。
彼曰くブログとは、「一方通行ではない双方向の世界」なのだ。
過去の挫折を自分の強さに
彼の人生は、決して順風満帆だったわけではない。過去には、むしろ挫折のほうが多かった。
受験の失敗、浪人、社会人になってからの新人時代の苦悩など。


「正直、私の人生っていつも遠回りばかりでしてね 笑😁」それでも彼は笑いながら言う。
「でもそんな私だからこそ、ブロガーとして“言葉にする意味がある”と思っています😄」
うまくいかなかった経験。傷ついた過去。幾多の挫折、それらすべてがブログの厚みになる。
だからこそ彼の言葉には魂がこもり、読者に刺さってくれるであろうブログが生まれていく。
自分にとってブログとは
——まえきんさんにとって、ブログとは何でしょうか?
少し間を置いて彼はこう答える。「誰かのために自分の体験や言葉をベースに価値提供する
ための場所です。つまり自分の経験や考えから得た体験や価値観をそれを必要とする人に
届け、その人に元気や勇気を与えたり、困っている人の問題解決を手助けする。それが
ブロガーとしての在り方だと思います」その言葉に、迷いはなかった。そして彼は続ける。
「ブログをやっていると、今の自分がそのまま出るんですよね」
ブログは必要以上に飾れない。嘘もつけない。だからこそ、怖い。だが同時に彼は語る。
「ブログは、自分と一番向き合える場所でもあるんです!」
書くことで整理される思考。言葉にすることで見えてくる本音。ブログとは自己表現であり、
自己対話。そして“自分の存在証明”でもある。
筆を執り続ける理由
——まえきんさんがブログを書き続けられる理由はなにかあるのですか?
「そこに読者がいてくれるからです」
キーボードの音が、再び静かに響く。誰かの悩みを解決したい。誰かの背中を押したい。
応援する誰かを自分のブログで笑顔にしたい。そんな想いを乗せ、今日もまた言葉が綴られる。
いつもブロガーまえきんさんに届く記事の感想。その声ひとつひとつが、今日も彼の筆を執る
原動力となっている。リアルでまえきんさんを知らない読者以外は基本的に顔は見えない。
声も聞こえない。それでも確かに読者と“つながる”瞬間があった。だから彼は筆を執り続ける。
見えない誰かに向けて。まだ見ぬ読者に向けて。そして過去の自分と同じように、どこかで
立ち止まっている誰かの希望や勇気となるために。
結び
最後に彼はこう語る。
「当ブログの記事が読者様の心に少しでもささる情報に進化して欲しい。これが当ブログの
在り方であり、原点です。ここ(ブログ)に来てくれる誰かを笑顔にするため、私は今日も
ブログという名の筆を執っています🖊」
社会人ブロガー・まえきんさん。短い時間ではあったが、彼のブログに対するアツい思いが
今回の取材の要所要所で垣間見ることができた。彼のブロガーとしての活動は、読者とともに
まだまだ続いていくようだ。
ーおわりー