名前(ペンネーム)
「まえきん」といいます😊
当ブログのペンネームの他、各種SNSでも使用しています。管理人の母親が幼少の頃に
友人につけられたニックネームに由来しています。こうした昔話を聞いた際になんとなく
響きが気に入り、当ブログのペンネームとして採用に至りました。
本業のお仕事
文系出身ながら、新卒で入社したIT関係の会社でシステムエンジニア(SE)の仕事を
しています。普段IT業界に馴染みのない方は、SEと聞いてどんな仕事内容をイメージ
されるでしょうか。代表的なところで列挙してみると、恐らくこんな感じと思います。
↓↓(下記列挙した赤文字の番号②・④・⑤は、私が現在携わるお仕事)
①プログラミング
ソフトウェアやアプリケーションを開発し、既存のソフトウェアの改良も行う。
いわゆる「プログラマー」です。おそらく世間が持つイメージの多くは、これになる
のではと思います。実際、私もこの業界に入るまではそうでした。
②システム設計
複雑な情報システムやソフトウェアの設計に携わる。お客様の要望や要件を分析し、
それに基づきシステムを設計して仕様書へ落とし込み、後続のプログラマーへ連携。
③データベース管理
データベースの設計や管理もSEの仕事の一環。
④プロジェクト管理
大規模な開発プロジェクトにおいて進捗管理やリーダーシップの役割を担う。
⑤クライアント対応
クライアントとコミュニケーションをとり、要件をヒアリングし、その要件に
基づいてソリューションを提供する。
⑥ネットワーク設計
システムやアプリケーションがネットワーク上で正しく動作するように設計する。
⑦セキュリティ対策
システムやソフトウェアのセキュリティを確保するための対策を行う。
⑧ドキュメンテーション
開発したシステムやソフトウェアに関するドキュメントを作成し、メンテナンスや
将来の拡張性に備える。
⑨新技術の導入
日々新しい技術やツールを学び、それを組織に取り入れる役割を担う。
ご覧いただいた通りIT業界の仕事は多岐に渡り、これらもほんの一例にすぎません。
システム設計はお客様のあらゆるニーズや状況変化に対応していくその特性から、
大変クリエイティブで飽きのこない魅力的な仕事と思います。さらには、システムに
関わる要望をお客様からヒアリングして、システム設計~納品までの全工程を責任もって
管理する役割も担っています。いわゆる「上流SE」と呼ばれる職種です。
上流SEが担当する工程は、システム開発プロジェクトの初期段階であるため、必然的に
プロジェクト全体に与える影響も大きくなります。同時にPL(プロジェクトリーダー)
としてかなり大きな責任を伴うお仕事ですが、その分誇りとやりがいをもって日々の
業務に臨んでいます。
社会人になるまでの歩み
昔から勉強が大嫌いで勉強から逃げて逃げてサボっていた結果、
・高校受験失敗
・大学受験失敗(2浪)
・20歳で大学生
という感じで勉強面で大変苦労してきました。自業自得ながら、大学受験の浪人生活は
私の人生の中で最初の大きな壁となります。背水の陣で臨んだ2浪目の大学受験にして、
私は生まれて初めて本気になりました。皮肉なことに、散々毛嫌いしていた「勉強」に
その後の人生で大切なことを教えてもらい、色んな意味で私は変わりました。
浪人生活を乗り越え、大学に入ってからは勉強することの意味や楽しさが少しづつ
分かるようになりました。その後、
・24歳で文系大学院生(修士課程:統計学専攻)
・26歳で社会人(IT企業就職)
という異色の経歴になっています。
全く同じ道を歩んでこられた方がもしおられたら、無条件でお友達になりたいですね😌
新入社員時代の苦悩
入社して数年は配属された開発系の部署で頑張っていましたが、残念ながら私には
プロの開発者としての才能は開花しませんでした。もちろん文系出身であることを
言い訳にするつもりはありませんでした。それを差し引いてもIT業界では基礎的な力に
なるコーディングスキル(プログラムを書く力)が一向に上達しない。同じ文系出身で
ゼロからスタートした同期がどんどん知識を吸収し活躍の場を広げているというのに。
非常に肩身の狭い思いをしながら、それでも必死にまわりに食らいついていきました。
しかし努力をすればするほど自分の才能の無さを思い知り、開発者としての能力や
将来性にいよいよ限界を感じていました。そして当時のプロジェクトリーダーから
放たれた一言。「今のままじゃ使えん。今後も開発職としてやっていくつもりなら、
お荷物にならないように、せめてコーディングぐらいはできるようになってくれ。」
思うように仕事で成果を上げることができず、先輩から受ける日々の叱責に精神を
すり減らし続ける毎日。開発職は元々自分が希望する職種ではなかったとはいえ、、
自分の要領や飲み込みの悪さ、それが開発職として致命的で不向きであることは
他でもない当時の自分が一番理解していました。だからこそ何を言われたとしても
私からは何も言い返せませんでした。言われたことは事実その通りでした。ただ、
面と向かって無能の烙印を押され続けることが、想像していた以上に辛く、苦しく、
悔しく、ある日とうとう心がポキッと音を立てて折れ、限界を迎えつつありました。
SE職での再出発
会社を去るか、このまま苦しみながら開発の部署に留まるか、思い悩んでいた当時の私を
大きく変えたのが現在従事しているSE職との出会いでした。今では一度去ろうとした
その会社で、上流SEとして主にシステムの要件定義や設計に始まり、仕様書の作成や
開発スケジュール管理、チームマネジメント、システムが稼働してからの運用や保守の
支援まで幅広く業務を担当しています。要件定義の際はシステムまわりの窓口として、
お客様の打合せにも営業さんに同行して社外の方と仕様の会話をする機会も多いです。
結果的に、私はこの分野での仕事が肌に合っていました。ようやく自分の居場所を
見つけることができ、誇りとやりがいをもって仕事をしています。仕事柄、責任ある
ポジションで大変なことも多いですが、たとえつらくとも、よき上司や同僚に恵まれ、
それを励みに何とかこなせています。SE職になってからは仕事でも結果を出せるように
なり、タイトながらも充実した日々を送っています。上流SEとなった現在では、仕事
として開発(プログラムを組む)する機会は全くありません。新入社員時代から一番
苦手だった、当時の私を一番苦しめたコーディングスキル。それを今度は自分の仕事を
効率化するための力に還元していこうと考えました。そこで最終的に行きついたのが、
Excel VBAを駆使した手作業の自動化ツールを作成することでした。日々の無駄な
手作業(仕事)を効率よく捌くための強力なスキルとして。仕事というプレッシャーに
追われることなく、今度は楽しくマイペースでコーディングスキルも人知れず、こっそり
磨いています😊ちなみに最近ではNotionやAIの活用事例に興味が湧き、自分の仕事や
実生活でどう活用するかを模索しています。ブログの運営に必要なHTMLやCSSの勉強を
するのも楽しいですね。自発的な勉強は、スキルアップの観点でも定着度が段違いです。
困知勉行。あきらめの悪い凡人が積み重ねた今、それが今の私。
そんな私のこれまでの生き様を応援・後押ししてくれる素敵な名曲・名言があります。
まずSnow Manの「ナミダの海を越えて行け」という曲をご紹介します。これは
当ブログのテーマソングにしたいと思ったぐらい、自分の心にささった名曲です。
そして誰もが知る国民的アニメ「ドラえもん」のワンシーンにもこんな名言があります。
「一つだけ教えておこう。きみはこれからも何度もつまずく。
でも、そのたびに立ち直る強さももってるんだよ。」
(~45年後ののび太がのび太へ~)
高校受験・大学受験の失敗(2年間の浪人生活)、新入社員時代の苦悩、その他諸々、
今日に至るまでとにかく挫折と苦労だらけの人生を送ってきた私ですが、苦労人上等!
傷ついた数なら、踏みつけられた数なら、誰にも負けません。だからこそ私は誰よりも
分厚くなり、何度でも這い上がる強さを身につけることができました。
これらの名曲・名言がくれる感動に恥じないよう、初心を忘れず、これからも私は
公私ともに頑張っていこうと思います。まえきんはこれからも進化し続けていきます。
当ブログにお越し下さったすべての読者様へ
ここまで一個人の身の上話にお付き合い頂き、ありがとうござました。改めまして、
「まえきんブログ」へようこそ😊当ブログを見つけて下さり、ありがとうございます!
ブログを通じて、自身のスキルアップで取り組んでいること、何気ない日常からこれまで
生きてきた軌跡まで、私事ながらお越し下さったすべての皆様と楽しく共有ができたら
と思っています。何か目標を立ててそれを達成、克服してきた姿や、これまでの人生で
自分が経験してきたリアルな情報を発信していくことで、いつの日か、このブログに
辿り着いて記事を読んで下さった方の心に少しでもささる情報に進化して欲しい。
この考え方こそが当ブログの在り方であり、原点です。