「牛丼一杯食べるだけなのに、なんでこんなに気を遣わんといかんのだ、うおおお(´・_・`)」
そんな経験、あなたも一度はないだろうか。といっても最近では牛丼チェーンもタッチパネル
注文が主流となり以前より注文しやすくなった。しかし、かつて多くの牛丼チェーンユーザーを
苦しめた”券売機との戦い”は、今でも忘れられない。そこで今回はかつて券売機導入初期の頃に
体験した「いつかの牛丼チェーン券売機奮闘記(初見)」を簡単に綴っておきたいと思う。
近年のオーダー傾向
ひと昔前、多くの牛丼チェーンでは店頭の券売機で食券を購入するスタイルが一般的だった。
しかし近年では人手不足への対応や注文ミス防止、豊富なメニュー表示、多言語対応などを
目的として、各チェーンでタッチパネル注文やセルフレジの普及が進んでいる。
例えば、
- 松屋は券売機を大型タッチパネル式へ順次更新
- 吉野家では店舗によってタブレット注文やセルフレジを導入
- すき家でもタブレット注文対応店舗が拡大
など、注文方法は年々進化している。
参考
- 松屋フーズ公式「セルフサービス店舗・券売機導入情報」
- 吉野家ホールディングス IR資料
- 各社公式サイト・店舗情報
前置きはこれぐらいにしておいて、さて本題は次からだ。早速行ってみよう!
牛丼チェーン券売機奮闘記

俺の名前は「まえきん」。愛知で働く上流SEだ(当時の職種です)。今日も昼メッシの時間。
時刻は12時15分。会社員にとって最も過酷な時間帯。そう。ランチ争奪戦の開幕である。
『今日は牛めし並でサクッと済ませよう』そう思って店へ入る。目の前には、何やら
見慣れぬ「券売機」がそびえ立つ。ん?なんだこれは。他の客も慣れないのか操作に色々
手間取っている。必然というべきか、徐々に券売機の待ち行列が膨らみ始める。おいおい。
そんなこんなで、俺に順番が回ってくる。『よし、俺は牛めし並を押すだけだな』
簡単だ。勝った。そう思った次の瞬間。券売機の画面には期間限定!!ねぎ塩豚カルビ!!
鬼おろし!!チーズ!!キムチ!!『ん?牛丼どこ?』お目当ての牛丼が見当たらない。
心の中で叫ぶ。『お前ら期間限定が前に出過ぎなんだよ!牛丼はどこなんじゃあぁあ(゚Д゚;)』

ピッ。後ろに会社員が一人。まだ大丈夫。ピッ。二人。ピッ。三人。心拍数上昇!急上昇!
そろそろやばくね…?「ゴホン」来た。やはり、来た。後ろから聞こえる「あの」咳払い。
もちろん本当に喉がイガイガしただけかもしれない。でもこちらは違う。心の中では、
『早くしろってことだよな、わーってるぅ!( ˘•ω•˘ )』完全に被害妄想モード。背中が熱い。
いや、冷たい。感じるのだ。間違いない。これは、冷酷非情な視線だ。もはや、みずから
振り返らなくても分かる、俺には。後ろの人たちが「まだ??」というオーラを放っている。
実際はスマホを見ているだけかもしれない。しかしこの券売機の前では全員ラスボスに見える。
『うおお券売機に弄ばれてたまるかぁ、俺を見くびるんじゃないぜぇ(゚Д゚;)』と無駄に本気を
強制出力され、ようやく牛めし並を発見。まえきん、ボタンを押す!やっとの思いで、押す!
だ・が!!「味噌汁セット」違う。戻る。押す。「サラダセット」違う違う。戻る。
後ろから「ゴホン。ゴホン。」(うおおおおおお!!早く!!早くおわってくれぇえええ!)
「温玉はいかがですか?(´▽`*)」
「サラダはいかがですか?(´▽`*)」
「とん汁変更できます(´▽`*)」
「大盛りできます(´▽`*)」
「クーポンありますか(´▽`*)」
「ポイント使いますか(´▽`*)」
(やめろぉおおおお、今日は牛丼並だけなんだ!それで十分なんだ!
俺はただ、牛丼並が食べたいだけなんだぁあああああああああ!!😭)

ピッ。食券が出てきた。勝った。俺は、勝ったんだ。ふぅ、苦しい戦いだったぜ。俺をここまで
追い詰めるとは(´-`*)振り返る。後ろには5人。(マジカヨ、そんなにおったんか!?😂)
軽く会釈しながらその場を去る。なんだろうな。牛丼並を買っただけなのに、券売機ひとつに
翻弄されまるで重要なプレゼンを終えたような達成感。慣れないシステムにてこずっちまった。
だが、券売機という名の仕様はもう見切った!次同じ手はこの俺には通用せんぞ(*´з`)~♪
そう言ってまえきんさんは牛丼並をGETして、午後からの仕事に戻っていった。
結び

今ではこんな奮闘もいらないほどに、タッチパネル注文という便利なものが普及している。
- 商品写真が見やすい
- カテゴリーが分かりやすい
- 注文内容をゆっくり確認できる
- キャッシュレス決済にも対応
など、以前より格段に使いやすくなった。もちろん店舗によって操作方法は異なってくるが、
「券売機の前で焦る」という場面は少なくとも以前より相当に減ったはず。技術の進化とは
注文時間を短縮することだけではなく多くのユーザーのメンタルを守ることでもあったのだ。
こうした恩恵に感謝しながら、まえきんさんは今日も美味しいごはんを喫食する。