気づけば11月も折り返し。ひんやりした空気が冬の気配を運んでくる季節になった。割と急に。
「もう12月がすぐそこに??」と、月日の早さに驚かされながら、気を抜けば2025年も一瞬で
過ぎ去ってしまいそうな勢いだ。そんな慌ただしい毎日の中で、私が基本的に続けているのが
週末のルーティン「夜のお散歩」。特別な目的があるわけでもなく、気の向くままに近所を
ぷらついてみたり、ふらっと書店や買い物に立ち寄ってみたり。夜の街に繰り出して
気分転換したり、カラオケで熱唱してストレスを吹き飛ばしたり、喫茶店でゆったり
コーヒーを味わったり。時には旅行先の知らない夜道を歩く日もある。本当にその時その時で
楽しみ方は自由気まま。その中でも静かな夜道をゆっくり歩く時間は私にとって格別なものだ。
夜空を見上げれば、月と星々が静かな光で街を照らし、昼間とはまるで違う表情に変わる。
夜の景色に身を置くと不思議と日々の喧騒から切り離され、自分の心がふっと軽くなるのを
感じるのだ。こうした夜のお散歩の時間は自分を見つめ直す大切な時間でもある。
最近あった嬉しいこと、ちょっと引っかかっていること、未来への不安、そして今後の目標。
夜の静けさの中では、思考が自然と整理されていき心が整っていくような感覚がある。気分に
合わせて好きな音楽を聴きながら歩くのもまた格別。こうした何でもない時間があるからこそ
日々の仕事や挑戦に向けて再び前向きな気持ちが湧いてくる。これからもこの習慣を大切に
続けて、自分を整える大事なエネルギーとしていきたいと思う。今年は特に夜のお散歩中に
季節の移ろいを強く感じる瞬間が増えた。例えば、
▶秋から冬へ移る空気の冷たさの変化 ←急に寒くなりすぎ(´・_・`)
▶風に混じる匂い
▶木々の色づきや落ち葉の音
昼間よりも夜のほうが、季節の気配を繊細に感じられることに気づく。夜だからこそ景色の
余白が広がり、五感が研ぎ澄まされる。“季節を味わいながら歩く”という時間は思っていた
以上に心を豊かにしてくれる。春には春の、夏には夏の、そして秋冬にはそれぞれの香りや
気配がある。私にとって夜のお散歩は、言うなれば 「季節を感じ直す小さな旅」 のような
存在になっているのかもしれない。さぁ、また来週もお仕事をがんばろうか!!