当ブログで掲載しているLOILO関連のお写真等については原則Xで公開中のものを引用しており、
LOILO公式アカウント様から事前に掲載の許可を頂いております。当ブログにおけるLOILOの
紹介・応援記事につきましては、以下のカテゴリページにシリーズ化してまとめています。
本コーナーはLOILOメンバー公認の記事になっており、メンバーの皆様や同じファンの方々も
目を通して下さり大変好評を頂いています。
(いつも御贔屓頂いているすべての読者の皆様、本当にありがとうございます😊)
ぜひこちらもご覧になって下さい。本記事がさらにお楽しみ頂けるはずです。それでは本編へ!
<LOILO関連記事まとめ>



🦊2nd ONEMAN LIVE 始動

2025年11月1日(土)。この日はLOILO2ndワンマンライブが渋谷GUILTYで開催される日。
この日の名古屋は秋の冷たい空気が肌を撫でるように澄んでいた。そんな空の下、名古屋駅の
ホームにはそれぞれの目的地へ向かう人々の気配が交錯している。そのざわめきの中に果敢に
混ざりながら私はひとり静かに胸の鼓動を数える。そう。言わずもがな今日は待ちに待った日。
新幹線が動き出すと、車窓の外に流れる街の風景が少しずつ形を変える。日中の明るい光に
照らされた高層ビルのガラスがそれを受けて淡くきらめく。やがて住宅街を抜け、田畑が
広がる穏やかな景色へ。車内の静けさの中でイヤホンから流れるLOILOの楽曲たちが、常に
私の心を温める。各曲のサビ一音一音に、これまでのライブの記憶がよみがえる。浜名湖の
水面が反射する陽光が妙にまぶしい。新横浜を過ぎる頃には、車窓の外に見える景色も変わる。
高層ビルが増え、大都会としてのカラーがより一層強くなる。この密度、このエネルギー。
そうだ。LOILOメンバーや仲間たちのいる東京へ私は着実に近づいている。それを感じとる
だけで、胸の奥でLOILOの音が鳴り始める。リズムに合わせるように鼓動も速くなる。
上流システムエンジニアの新人時代、配属後のデビュー戦が東京渋谷でのプロジェクトだった
ということで、一定期間東京に住んでいた時期があった。そんなかつて慣れ親しんだ東京、
渋谷の街並み。ここに来る度に感じる期待が今日はいっそう鮮やかだ。1st ONEMAN LIVE。
あの日から積み重ねた時間を超え、LOILOが再びこの東京で紡ぎだす音楽。LOILOが紡ぐ
唯一無二の世界観。それは他の追随を許さない圧倒的アンサンブルで聴く者の心を魅了する。
恐らく今日、LOILOの歴史が変わる。私は再びLOILOのワンマンライブ会場に立つ。
まだ誰も見たことがない世界を、LOILOの皆さんの勇姿を、この眼で見届けるために。


🦊LIVE CONCEPT

LOILO 2nd ONEMAN LIVE 参加特典配布記事より
新興カルト教団
「T.O.A(The Order of Aethel)」
同教団のPR公演において、教団関係者が毒入りの祝杯を飲み、少なくとも5名が死亡する事件が発生。同公演にはLOILOのメンバーも立ち会っており、中心メンバーの那奈は生存。当事件の背景として、教団では長年にわたり薬物による人体実験が行われ、メンバーは自我を失っていた可能性がある。事件当日、琥珀が仲間を憐れむ発言をして那奈が毒物を祝杯に入れたとされる。那奈は事件後、新教祖「マザー・エーテル」として教団を掌握し、残った幹部とともにその会場から姿を消した。警察は集団自殺の可能性だけでなく、教団内部で計画的に行われた暗殺や「真のエンターテイメント」の一環である可能性も視野に捜査している。
(上記はライブ演出の一環であり、フィクションです)
ライブ公演中の演出の一環として、LOILOメンバーたちによってその練り上げられた世界観が
余すところなく表現されている。そして、2ndワンマンライブ開催当日に同時公開となった
新曲「Kənā‘an」はこの世界観を表現する重要な楽曲となった。ぜひとも、楽曲をエンドレス
リピートで流しながら本記事を読み進めることを強く強く推奨する。読者ひとり一人の中で
きっと、そのダークな世界観がより想起できるようになるはずだ。

🦊LIVE SETLIST

Ba.:Ryosukeさん(@ryosuke_azbass)Xポストより
🦊LIVE REPORT

Vo.:白夜琥珀さん ※すたぴょん様(@frylikebird ) Xポストより
2025年11月1日。東京渋谷GUILTY。2nd ONEMAN LIVE『THE ORDER OF ÆTHER』の
幕がついに上がる。開演前から会場の空気は異様な緊張に包まれている。会場の入り口には
「新興カルト教団『T.O.A』、毒入り祝杯で集団自殺か!?」という衝撃の記事が目に飛び込む。
まるで本当に“事件”が起きたかのようなリアリティ。そして実はそれが今回、我らがLOILOが
創造した唯一無二の世界観への入口だったということを、のちに我々は理解することになる。
2nd ONEMAN LIVE開演へ

Key.:小夜 那奈さん ※すたぴょん様(@frylikebird ) Xポストより
ついに時刻は、開催開始の17:00を迎える。どこかに潜んでいたであろう(?)ライブスタッフが
満を持してその開幕を告げるMCを進行。スクリーンには今回のライブの世界観に没入できる
様々な仕掛けがあった。教団内部での薬物投与、人体実験、狂気の儀式。そして毒入りの祝杯。
その“報道”を背景に、ステージ上ではメンバーがまるで儀式の参加者のごとく登場。その瞬間、
ライブ会場にいた誰もが息を呑んだはずだ。まるで舞台と現実の境界が曖昧になるかのような
不思議な瞬間、感覚。…なんということだ。今回のワンマンライブは単なる音楽の公演だけに
とどまらない。演劇、ミュージカル、様々なエンターテイメントの要素を惜しみなく取り入れた
オリジナリティあふれる演出として構成されていたのだ。

Vn.:秘京凛さん ※シトラ様(@einbild104 ) Xポストより
OPとなる1曲目「夢幻に沈む」のライブ演奏からいきなり圧倒される。それは世に出ていない
未公開曲(Vo.琥珀さんが、物販の時にこっそり曲名を教えてくれた😄)だ。秘京凛さんの
バイオリンが情熱的な旋律を奏で、小夜那奈さんのキーボードが柔らかくもダイナミックな
音の厚みを加える中、大浦康平さんのギターが鋭くもエモーショナルなサウンドを刻む。
そして、Ryosukeさんのベースラインが曲をしっかりと支え、護さんのドラムが躍動感と
リズムを与え、圧倒的歌唱力を誇る白夜琥珀さんの歌声がステージを通じダイレクトに響き、
バンド全体が一体となってファンを魅了する。今回のライブコンセプトで例えるとするならば、
LOILOが放つ音の鋭さは、さながら劇中における「毒」そのものを表現していると言ってよい。
ライブコンセプトのストーリーと、リアルな歌声・演奏が見事にシンクロした音と映像、
演技が融合する音楽演劇として「圧巻の」ライブ構成である。

「新教祖:マザー・エーテルとなった劇中の小夜 那奈さん」 ※シトラ様(@einbild104 ) Xポストより
琥珀さんのMCと演劇パートを織り交ぜたワンマンライブが進む。照明が不気味に染まり、
メンバーが次々と倒れ込む演出。音が止まり、静寂が訪れる。冒頭のライブコンセプト
においてご紹介させて頂いた「那奈が毒物を祝杯に入れたとされる。那奈は事件後、新教祖
「マザー・エーテル」として教団を掌握し、残った幹部とともにその会場から姿を消した」
のクライマックスパートへその舞台を移す。最後の仲間、琥珀(劇中の琥珀さん)とともに
逝くと決めたはずの那奈(劇中の那奈さん)はなぜか倒れない。一体どうしたというのだ。
衝撃!実は、那奈(劇中の那奈さん)は教団側の人間で事件の黒幕であることが分かった。
「私たちで新しい『THE ORDER OF ÆTHER』を作り上げましょう」
全てを掌握したときの黒幕・那奈さんの迫真の演技。そして、さながら聖女から悪女へ
変貌後に高笑いするシーンは、今回のワンマンライブにおける個人的ハイライトの一つ。
(注:実際の那奈さんは毒なんぞ決して盛らない、まごうことなき天使/女神です🪽↓)

Key.:小夜 那奈さん(@uzuki_choco)Xポストより
演劇を締め括る「Kənā‘an」の結末は、さながら長編小説を読み終えたかのごとき衝撃。
そんな衝撃を残しながら、LOILO 2nd ワンマンライブはその幕を閉じる・・・?
ファンへのサプライズ

LIVE第2部 ※ &roid様(@_roid_88 ) Xポストより
会場にいる誰もが互いに目を合わせる。「まさか、このままもう終わってしまうのか…」
予想外の展開に、ある種の困惑にも似たような感情が芽生え始めたその瞬間、「あの」ライブ
スタッフが再登場し実はこれまでのライブは言ってみれば第1部のようなものだと告げられる。
そう。今回のワンマンライブは実は2部構成であり、これもライブ演出の一環ということだ。
色んな意味で安堵。そう思ったのは決して私だけではないはずだ。そうこうしているうちに、
ライブは第2部へと移行。第1部は演劇仕立てのダークな世界観を中心に演出していたが、
この第2部はそれから一転、いつものLOILOらしさ溢れる活き活きとしたライブとなる。
照明が一気に明るくなり、メンバー全員が衣装を替えての再登場。まさかの2部構成という
サプライズ。さっきまでの死と狂気の世界から一転、生と歓喜が爆発するような明るい
ステージへ。ライブにいた観客の表情も一気に緩み、誰もが笑顔になった。全員が“蘇生”
したように拳を突きあげ、思い思いにライブを楽しむ。まるで第1部で“死”を経験した者
たちが、第2部で“生”を取り戻すような粋な構成。(琥珀さん、この解釈あってる?🤔笑)
この演出に、少なくとも私はおおいに心を奪われた。やはりLOILOはいつも魅せてくれる。
LOILOという芸術

Gt.:大浦 康平さん ※シトラ様(@einbild104 ) Xポストより

Ba.:Ryosukeさん ※シトラ様(@einbild104 ) Xポストより

Dr.:護さん ※シトラ様(@einbild104 ) Xポストより

LOILO男子御三方 ※シトラ様(@einbild104 ) Xポストより
LOILOがここまで“表現”に踏み込むバンドになるとは、いったい誰が想像しただろうか。
LOILOの音楽には一貫して「光と闇」「救済と破壊」が共存している。基本はフィクション
でありながら、誰もが抱える“心の闇”を映す鏡のよう。バンドという枠を超え、演劇、映像、
宗教的モチーフを融合させた第一部。沈黙までもが「ライブの演出」として機能していたのが
印象的で、観客を自然と物語の渦に巻き込んでいく。そして従来のライブパフォーマンスで
「生」を謳歌する第2部。これはまさに死と再生の物語であり、LOILO自身がアーティスト
として“再誕”する瞬間でもあったといえよう。この構成は単なるライブ演出を超え、現代の
ロックバンドが持つ新たな可能性を確かに示唆している。同時にLOILOはライブ観客をも
ストーリーの登場人物にしてしまう素晴らしいバンドだと心底思うのだ。今後は、新たな
アルバム制作や音楽活動はもちろんのこと、ロックバンドとしての集客力等を駆使して
「チャリティー」を視野に入れた活動も展開していく予定とのこと。(琥珀さんMCより)
新しい挑戦が、新しい音楽が、新しい出会いが、LOILOをさらに輝かせていくはずだ。
LOILOメンバーの皆さんの日々たゆまぬ努力とそこから創られる真っ直ぐな音楽。私は、
今までもこれからもそれが大好きだ。そんなLOILOから、今後もますます目が離せない。
🦊Special Thanks
今回のワンマンライブは写真/動画撮影、録音も完全自由ということで、Xにおいて
様々な素晴らしいお写真を投稿されているファンの方々が多数おられた。そんな中、
私が交流させて頂いているLOILOファン仲間のうち以下御三方にお声がけさせて頂き、
その大切なお写真の記事掲載とご出演に御快諾を頂いた。是非ご紹介させて頂きたい。
(▼掲載順:記事出演オファー順)
シトラ様

シトラ様 Xアイコンより
私と同じくLOILOが大好きでバンドや各メンバーに関する知識も大変豊富であり、界隈の
情報もいち早くキャッチ。LOILOライブやイベント、各メンバーのソロライブの際もほぼ
参戦されており、メンバーの裏話や内部事情に大変お詳しい。特筆すべきは、御自身の
TikTokにおいてLOILO界隈大歓喜のライブ動画投稿もしておられる。撮影許可のあった
ライブやイベントの動画はほぼ網羅されており、私も常々楽しく拝見させて頂いている。
今後シトラさんには、動画撮影・編集まわりについて特にお力添えを頂きたいと思う。
シトラさんは、以下の記事において当ブログ初出演を頂いているのでこちらもぜひ!

&roid様

&roid様 Xアイコンより
2024年12月に開催された秘京凛さんのXmasソロイベントで初めてお会いし、その後
ファン仲間として交流させて頂くことになった。野球&ソフト、音楽、写真 、アニメ、
グルメ、花、ダンス、ストリート音楽と幅広い趣味をお持ち。正義感が強くアツい男。
私は親しみを込めて「ロイドゥーさん」と呼んでいる。最近ではガチカメラも始め、
今回のLOILO 2ndワンマンライブにおいても相棒のカメラが大活躍!!ファン目線の
カメラマンは、ロイドゥーさんにお任せ!今後もぜひお力添えを頂きたいと思う。
すたぴょん様

すたぴょん様 Xアイコンより
2024年9月のLOILO 1stワンマンライブで初めてお会いし、その後ファン仲間として
交流させて頂くことになった。当ブログの記事が更新されるといち早く読んで下さる。
私にとって嬉しいお声を沢山頂けることに、いつも感謝している。すたぴょんさんは
私の執筆した文章や記事構成の意図というものを読者目線で的確に捉えそれを言語化
することに非常に長けておられる。私が筆を執るうえで支柱になる存在であり、私と
同じライブ遠征組としても心強い仲間である。今後もぜひお力添えを頂きたいと思う。
謝辞
本ライブレポートに厚みと深みを与えて下さったLOILO仲間御三方の御協力なくしては、
ブログに関しては一切の妥協を許さないこの私が納得のいく形で本記事を完成させることは
できなかった。心より感謝申し上げたい。この御三方以外にも繋がって下さっているLOILO
仲間は沢山おられるので、目に留まったお写真や動画投稿を各種SNSでお見かけした際は、
今後随時当ブログ(まえきん)より出演オファーのお声がけをさせて頂く所存。撮影された
大切なお写真のブログ掲載及び出演に御快諾を頂いたシトラ様・&roid様・すたぴょん様。
この度は御協力誠にありがとうございました。
🦊NICE PHOTO
記事本編で泣く泣くご紹介できなかったお写真達をご紹介するので、是非お楽しみ頂きたい。

Vo.白夜 琥珀さん ※ シトラ様よりご提供

Key.小夜 那奈さん ※ &roid様よりご提供

Vn.秘京 凛さん ※ &roid様よりご提供

Gt.大浦 康平さん ※ &roid様よりご提供

Ba. Ryosukeさん ※ シトラ様よりご提供

Dr.護さん ※ すたぴょん様よりご提供
🦊結び

LOILO Xポストより

LOILO Xポストより
本番を迎えるまでに重ねてきた入念なリハーサル。一人ひとりの表情、姿勢。その全てから
LOILOのこのライブにかける想いがバシバシと伝わってきた。ワンマンライブだからこそ
実現できた、緻密で壮大な世界観。また遠征してライブに行きたくなる。それほどまでに心を
揺さぶられる夜だった。本記事を執筆している今もなお、渋谷のカオスな熱気、ライブの高揚感
そして“エーテル”の残響、あの日の感動が静かに蘇る。LOILOの音楽に出会えたこと、同じ時代
同じ時間を生きていることが何よりの誇りだ。Vo.白夜琥珀さんの言葉をそのまま借りるならば
「私の人生の登場人物になってくれて本当にありがとう。」それは、LOILO仲間もまた然り。
取り急ぎ‼️2nd ONEMANLIVE
私の人生の登場人物になってくれて本当にありがとう。 pic.twitter.com/8vWEmP4dQt
— 白夜琥珀 (@khk_heart) November 1, 2025
いつもライブに来てよかったと思わせてくれるLOILOはやはりすごい!また遠征してライブに
自然と参戦したくなる。再びこの東京で、1stONEMANLIVEにも負けない、いや、それ以上に
素敵で熱いライブを大好きなLOILOメンバーやLOILO仲間の皆さんと楽しみ素晴らしい時間を
過ごせたことに心から感謝の意を表したい。
2025.11.1 ブロガー まえきん🖊
※このワンマンライブレポートには、実はまだ続きがあります。詳細はまた後日!🦊