私は自身のスキルアップの一環として、Excel VBAを日々勉強しています。本記事では、私が
普段実務で手作業の自動化ツールを作成する中で愛読書として読んでいるExcel VBA書籍の
中でも特におススメの書籍についてご紹介します。ご参考になれば幸いです😊
今回の書籍はこちらです👇

この本の推しポイント
この本はVBAの実践書でありながら、VBEの使い方やVBAのコーディングルール、設計や運用
手法等が丁寧に解説されており、実務でVBAを扱っていくうえで必要かつ大切なエッセンスが
凝縮された良本だと思います。しかも読みやすい。いわゆるVBAコードの学習本というよりは、
VBAの知識がある程度身についていると、よりとっつきやすい実践的な読み物になっています。
(個人的には表紙デザインも好きです😊)
この本で私が得た学び
私の脱VBA初心者を実現してくれた本のひとつ。体系的な勉強を終え、基本的な知識がある程度
身につき、簡単なツールも作れるようになり、実務でもVBAを本格的に使っていきたいなぁと
思っていた矢先にこの本に出会いました。某書店で手に取って読んでみると、当時の私の
ニーズにあまりにもピッタリな内容で感動し、即買いしたのをよく覚えています。
私の中で特に印象深かったのは、以下2点について言及されていたことです。
バグとの向き合い方
私は初めツールを作成する過程でエラーが出ることに嫌悪感を抱いていました。しかし私は
この本の解説を通してデバッグ作業の重要性について教えられ、エラーメッセージは情報の
宝庫、エラーは成長の糧とポジティブに捉えられるようになりました。実務のツール作成に
おいても、エラーを恐れなくなったことが何よりの成果だと思っています。
VBAコードのストック化
私の中では極めて革命的な内容でした。コードをどんなに頭に詰め込んだとしても、結局最後は
忘れてしまうという事実に頭を抱えるのではなく、長期記憶に頼らなくてもよいという安心感を
大いに与えてもらいました。自分が書いたVBAコードをどこかのメディアにストックしておけば
コーディング速度が倍増するということ、試行錯誤して自ら書いたものなので正しく動くことも
証明済みで即利用/引用可というところが何より魅力的に映りました。
「ストックしたVBAコードは全て自分の財産になる」。この考え方は当時はもとより、その後の
私に多大なるプラスの影響を与えることになります。事実、現在もなお自分自身の実務で
活かされています。この本に啓発されるところは読み手の数だけ違うと思いますが、
すべてのVBAerにとって読んで損はないことは確かです。
結び
Excel VBAに少しでも興味がある方は、是非手に取って頂きたいおススメの1冊です。
この本を読み終えた時、VBA初心者の頃とは違った世界が待っているはずです。
この本から得た学びをうまく実務に取り入れて、私自身これからもExcel VBAを
末永く使い倒していきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!ではまた!